023両国橋大川ばた

「両国橋大川ばた」 

(安政三年(1856)八月 夏の部) 

 

 隅田川右岸、西両国広小蕗の南から、よしず張りの小屋の屋根を隔てて中央に両国橋、 対岸に百本杭(現在の総武線鉄橋付近にあった水勢緩和のための杭群、千本杭ともいう)、 その後ろは伊勢津藩藤堂家下屋敷蔵。   

さらに上流は隅田川東岸の御米蔵に出入りする水路 に架かる御蔵橋を見る。

橋の上は通行人、下も屋根船、猪牙船、荷船などで賑わっている。


「東京シティガイド江戸百景グループ」による

浮世絵

江戸時代に成立した絵画のジャンルである「浮世絵」を紹介してまいります。

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